いまっ!方座浦がっ!!熱いっ!!!
水温20℃。ドライスーツなら快適至極。透明度も少しずつ上がってきています。
ウミウシの姿も増えてきており、いまは極小サイズのシーズン。
アジやカマスの群れ具合も申し分なく、視界全てを覆い尽くすほどの量です。
【 クダゴンベ 】
レギュラーメンバーのクダゴンベは相変わらず裏切らないし、レアもの生物のニシキフウライウオやカエルアンコウの仲間も登場しています。
【 オオモンカエルアンコウ 】
先日のFDで出会ったこの、オオモンカエルアンコウ。小柄な個体で、体色もまだきれいでした。
魚類は幼魚時代の方が可愛らしいものが多いですが、カエルアンコウもご多分に漏れず、大きくなると体色がくすんでくるので小さいころがおススメです。
逆さまにむいて岩に張り付いています。水中では色が青被りするので、周りに同化して見えますが、ライトを当てて観察すると、綺麗な色が観察できます。
実際にはどのくらいの大きさなのかという事を分かりやすく紹介したいと思いまして、関谷akaドランさんに並んでもらいました。あ、その前に、ドランさんって関谷って言うんですよ。珍しすぎることもなく、決して多くはない苗字なので、ぼくとしては羨ましいですね。先日なんて、タカさんに「おれ田中になったら死ぬわ」って言われましたしね。関谷君ちょうどええ。仁科さん、全国の田中に謝ってください。
さておき、大きさの話ですね。
はい、どーーーん。
カエルアンコウに光が当たりすぎて飛んでますが、オレンジ色の部分がそれです。
大きさは500円玉くらい。ちっこすぎず、大きくはなく、これまたちょうどええ、苗字でいうと関谷くらいちょうどええサイズでした。決して関谷君の顔がでかすぎて、カエルアンコウが小さく見えてる訳じゃありません。ちょうどええサイズなんです。飲みすぎで関谷君の顔がむくんで、でかくなってる訳ではありません。カエルアンコウが小さいんです。
画像を反転させるとその姿が更にわかりやすいでしょうか。
カエルアンコウの仲間は魚類でありながら、他の魚類に比べて泳ぐことをほぼやめた魚なので、胸鰭なんて人間の腕みたいになってます。肘まげて突っ張ってるみたいな姿が、これまた愛らしい。
泳ぐのをやめた分、周りの景色に同化して隠れることで自分の身を守っています。
では、食事はどうしているのかと言うと、、、
ちょっと考えてみて下さい・・・
・・・・・
・・・
・・
・
それでは、答え合わせです。
正解は、、、
流れてくるプランクトンを主食にしている、と思ったそこのあなた、
ですよね、そう思うよね。
いや、一回そう思って。
話の流れ上、そう思っといてって。頼むわ。
ですよね!そう思いますよね!
でも、残念!!!
正解は、かわいい顔して、ごりっごりの肉食です。
ちまちまプランクトン食べたりしません。
自分の体長と同じくらいの魚も食べちゃいます。
「いや、でも泳ぐのやめたんなら魚捕ったりなんてできないやん」
って思ったそこのあなた、空気読めてます。
そのクエスチョン完璧です。ありがとう。
そんなあなたに、カエルアンコウの秘密を教えます。
クエスチョン出てこんかったあなたは、この先は読まんでください。
500円課金してから読んでください。
では、
実は、カエルアンコウの仲間は、釣竿を使って狩りをするんです。
えぇーーーーー!
魚が魚釣りするのーーー??!!!!
どゆことよーーーー!!!!??
というリアクションをしてくれたあなた、完璧です。
そのまま下の画像をご覧ください。
リアクションが薄かった、もしくは「長いねん、はよ言えよ」とか思ってるあなた、罰金500円です。
では、
目の前のあたりをよく見てみてください、、、
上下の画像は、二枚の画像の同じ部分をトリミングしたものです。
なんか出てますね~、なんでしょね~これ~
くしゃみしたら勢いよく鼻水と鼻くそ一緒に飛び出した人ちゃいますよ~
鼻毛伸びずぎて、フーーってやったらサワサワ~ってなってる人ちゃいますよ~
鼻血ブーでもありませんよ~
これ正体は、エスカと呼ばれる疑似餌。ルアーフィッシングの要領でフリフリさせることによって他の魚をおびき寄せ、先端の偽のエサに騙されて食べようと近づいてきた所をバクっと一飲みにしてしまうんです。普段はほぼ動かないにもかかわらず、捕食するこの瞬間のスピードは、魚類最速とも言われています。ローカロリー&ハイパフォーマンスですね~、仕事できるやつですね~。これからの時代の働き方を象徴しているかのような生き方ですね~。こうならなあかんよね。
というわけで、本日は「カエルアンコウに学ぶ仕事術」というテーマでお送りしていきました、NHKスペシャル。
いかがだったでしょうか?
次回、NHKスペシャルは、「世界に誇れ!立ち上がる田中達!」でお送りします。
世界の田中、伸でした(@^^)/~~~