毎年必ず「やったことがない」という事にチャレンジしている。できそうなものではなく、「そんなん出来へんやろ?」っていう事であればあるほどいい。誰だって初めからなんでも出来ません。42.195キロ走れるようになってからマラソンにチャレンジちゃうねん。160キロ打てるから野球始めるんちゃうねん。琵琶湖一週を自転車で。距離で言うと名古屋、大津よりも長い距離です。ビビりまくってたけどな、無事達成です。マジで泣けたよ。めっちゃ良かった。こんにちは、西口悟史です。
とうとうこの日がやってきてしまった。琵琶湖一週チャリンコやで?行ける気せんわ。途中リタイアハズイしダサいし情けないし絶対嫌やけど、練習もしてないし。
毎日三分の通勤で乗ってるだけのロードバイク。果たして・・
出発は朝六時半。夜明け前の山の上です。
びわこ大橋を渡るころ、ちょうどご来光が。気持ちがいい。なんて気持ちがイイんだ!!サイクリング楽しい!
隊列をなした自転車が、爽やかに朝の風を切り裂いていきます。気持ちよすぎて気分も高揚します。
嘘だろ?
吐いてます。岩井君が吐いています。二日酔いでしょうか。爽やかな朝に、バチャバチャ音が響き渡ります。岩井君が吐いています。
笑いが止まりません。メッチャオモロイ岩井。ゴメンやけどほんまオモロかった。
すっきりした岩井君は絶好調!
なのに何ということでしょう。彼のチャリが壊れました。あーめん。ビワイチなめたらアカンな。
お金を借りる岩井君。この後ランチのお金もかしてあげました。でもまだ返してもらっていません。催促もしたくないので黙って待っています。(催促してもた)
休憩がてらの修理も終わり、気を取り直して再スタートだ!
へっとへとやねんけど、時折とんでもない絶景が目に飛び込んでくるんです。するとそれまでの疲れもぶっ飛びません。疲労はガンガン蓄積されるので全然しんどいです。でも絶景は素晴らしく気持ちをリフレッシュさせてくれます。
ほんでな、めちゃケツが痛いねん!!お尻が終わるんじゃないかと何度も思いました。それと同じ事がひざにも起こります。完全に自分とケツとヒザとの戦いでした。しかし、潜水屋Ti-Da男三人は勝ちました。自分に勝ちました。つらければつらいほど、高ければ高い壁の方が、のぼった時気持ちいいもんな。です。とんでもない感動と達成感につつまれました。泣けました。一年に一回ぐらい、自分に向き合って一生懸命になって頑張ってもいいでしょう。こんなチャンスをくれた先生と貴さん、一緒に走った仲間たち、ありがとうございました。また来年も、我々は何かに挑戦します。また何かを達成する、成し遂げる喜びを噛み締めたいから。