「ジンベエザメ」
ダイバーにとって一生の憧れの一つ。
もちろん野生の。しかも偶発的に出会う。
この「偶発的に」ってとこがポイントで、ジンベエザメの出現を確実に狙う事はかなり難しい。
ダイブサイトによっては、セスナ機で上空から探索し、水面近くを泳いでいるのを発見したら本船に連絡し、船で向かいスノーケルで追う、なんてやり方をすることもあるそう。そこまでしないと出会えない。そこまでしてでも出会いたい、憧れの存在。
では、この野生のジンベエザメに偶発的に出会う確率はどれほどのものか。
(以下「ラッキー野良ジンベエ」とします)
さっそく、僕の経験数を元に計算してみよう。
※あくまでも僕一人のデータです。
僕がこの「ラッキー野良ジンベエ」に出会った回数は、3回。
全て久米島で。
なので、まずは久米島でのみの確率を計算してみます。
久米島に住んでいた期間は7年。2555日。
1年間で800本程度のダイビングをしていたので、久米島での総ダイブ数は約5600本。
このうちの3日間。たった3本。1/1867の確率です。約0.05%。
では、他のエリアでのダイブ数も含めてこれまでの総数から計算してみます。
僕の総ダイブ数はざっくり8000本程度。
「ラッキー野良ジンベエ」はそのうちの3本。
なんと、1/2667。約0.037%。
この数字がどれほどのものなのか調べてみると、、、
・初恋の人と結婚する確率1/100(1%)
・勃起して23cmの人の確率1/500(0.2%)
・一年間で空き巣に会う確率1/1000(0.1%)
・出産間際まで自分が妊娠していることに気付かない確率 1/2455 (0.04%)
・隣の人が内科医の確率 1/3000(0.03%)
ん~~~!よーわからんわ!!
よーわからんほど低いってことは分かった!
あ、男性諸君!アジア人の平均は12cmらしいから安心してな!
0.03%という数字だけ見ると途方もない確率に思えますが、僕が初めて「ラッキー野良ジンベエ」に出会ったとき、ガイドを担当していたゲストの経験本数は、なんと50本程度。2回目に担当していたゲストは300本程度。3回目に担当していたゲストは200本程度。
みんな!諦めたらそこで試合終了やで!
全然チャンスあるから!
ちなみに、日本人が80年間宝くじを買い続けて1等が当たる確率は、1/12547(0.00797%)。
おぉ・・・。
いや!諦めたらあかん!!
宝くじ当ててセスナもクルーズ船もチャーターしてジンベエ見に行ったる!!!
日本全人口に占める「田中」の割合は1.06%。
いつも心はティーダかんかん!
伸でした(@^^)/~~~