ある日、イシガキフグの顔にヒラアジの子供が張り付いて、一緒に泳いでた。
一緒に泳いでいた、というよりアジの子はイシガキフグに押してもらっているようにも見えた。
自分より大きな魚に身を寄せて、外敵から身を守るという方法をとる魚は色々いるが、このアジの子もその手段を取っているんだろう。
それにしても、なんて怠慢なやつなんだ。他力本願の塊みたいなやつめ。しかもそこは絶対邪魔やろ。他人の力借りて身を守ってるんならせめて迷惑かけんなよ。イシガキフグが心広いやつで良かったな。まったく、ろくな大人にならんだろうなこいつ。
イシガキフグはきっと
「あ~~~・・・そこは邪魔だな~・・・せめて背中とかお腹あたりにしてくれんかな~・・・」
「あ~・・・めっちゃついてくるやん・・・」
って思ってるに違いない。
しかも、NOと言えないタイプに違いない。
心優しいヤツに違いない。
とか想像すると、なんかニヤけてきたw
これも僕なりの海の楽しみ方のひとつ。
伸でした(@^^)/~~~