この生き物は人間から「マガキガイ」と呼ばれているイモガイの仲間。
色んなとこに住んでて、色んな呼び方がある。
沖縄では「ティラジャー」、奄美では「トビンニャ」。
とっても美味しい貝なんだけど、水中で生きてる姿をみると、なんとも間抜けな顔が愛らしい。
「ぬ~~~ん。」
って言ってる。
絶対言ってる。
で、語尾はきっと「かい」で終わる。
きっと。
「ぼくのこと知ってるカイ?」
「ぬ~~ん、そうか~~残念、知らないのカイ。」
とか言ってる。
かどうかは別として、この子に出会うと、「あ、まいど~ぬ~~ん。」ってなる。
なんか「ぬ~~~ん。」って言ってるように見える。
わざわざこのタイミングで書くことでもないのかもしれないけれど、いや違うな、このタイミングだからわざわざ書こう。ちょっと気恥ずかしい気持ちもあるけれど簡潔に書いとこう。うん、そうしよう。
この、「ぬ~~~ん。」。
僕にとって、とても大切にしていることなんです。
ちょっと想像を膨らませて、少しの妄想を加えると、生き物達との出会いがとっても楽しい時間に感じてくるんです。全くの赤の他人の水中生物たちにもなにやら愛着が湧いてくるんです。そんなことを長い間繰り返してきている僕には、水中に沢山の愛着ある生き物がいます。なので、そんな彼ら彼女らの住処や、生活を脅かすことに、とっても抵抗があるんですね。だからエントリーの時には「お邪魔します」と、エギジットの時には「お邪魔しました」、って気持ちを大切にしています。
そんな気持ちも含めて「海にARIGATO」って思ってます。
ティーダの皆にも大切に思ってもらえたら、と願っています。
ラストブログまで残り「7」。
伸でした(@^^)/~~~