獅子浜の水中続編!
今回もウッチンの写真を拝借して!
【フウセンカンザシゴカイ】
イバラカンザシ等のゴカイの仲間。
一番の特徴は水風船のような丸いボンボリ。
他のエリアでは比較的個体数が少ないのですが、ここでは水深18m付近からいたるところで観察することができます。
【アワシマオトメウミウシ】
こちらも、やや水深を落としたー20m付近で数個体観察できました。
生き物を探す時のコツのひとつに、「好物を知る」ということがあります。
オトメウミウシの仲間はウミエラなどの刺胞動物を好む性質があるため、ウミエラが好む環境=やや深めの砂泥質の環境であれば、出会うことのできる可能性は高くなります。
「ウミウシを探す」と言ってもウミウシを探すのではなく、「ウミウシの好物を探す」ことができると、より高確率で狙った種類にたどり着くことができます。
次回のウミウシ大会までにそのあたりもじっくり教えていきたいな!!!
【タツノイトコ】
タツノオトシゴの近似種で、いとこ。
初めて聞いた時は、なんて単純明快な覚えやすい名前なんだーー!って思ったな。
あ、ちなみにちょっと違う種類で、タツノ「ハトコ」ってのもいますw
イトコにハトコて、盆正月かっ!!
この日は近くに全部で3匹。
尻尾を巻き付いている緑色のこれは「ミル」という海藻。
この種の仲間はこの「ミル」等の海藻が生えている場所を好みます。
したがって、ミルが生えている場所であれば、「タツノオトシゴ一族」および「親族」に出会えるかもね、ってことw
ちなみに「ミル」が生えている環境は浅めのことが多いです。
太陽光が入るところで光合成しないと生きていけないからね~
【ぶんぶ君】
「ブンブク」というウニの仲間の骨格に、巻貝の殻の先などを使って目にみえる部分の穴を開け、笑った顔に見立てたものです。
直接お会いしたことはないけれど、いつか会ってみたいなと思っていた先輩ガイドさんの持ちネタです。
かわいいよねw
これからも、海中でブンブクの殻を見つけたら「ぶんぶ君」作らせてもらいます!
勝手にたくさん刺激をもらってました!ありがとうございました!
愛と敬意をこめて。
今年の夏も、安全に、楽しんで、楽しんでもらって、海にいくぞーー!
伸でした(@^^)/~~~