奄美出張所での沢山の出会いを紹介のコーナー!!
今回の見どころのひとつが!
通称「ミステリーサークル」と呼ばれる海底の砂地に描かれた摩訶不思議な模様。
数年前まではこれが何なのかと言うことはわかっておらず、その当時に「ミステリーサークル」として紹介されていました。
最近になって地元ガイドさんや研究者の皆さんのたゆまぬ努力によって、その正体が解明されました。
なんとこの「ミステリーサークル」は、小さなオスのフグがたった1匹で作り上げたもので、メスを呼び込み産卵をさせるための「産卵床」だったのです。
水深30m付近。やや透明度の低い砂泥質の場所をすすんでいくと、見えてきました。
ダイバーと比較すると大きさが分かりやすいかと思います。
この大きさのものを、女性のこぶし大ほどしかないちいさなフグが1匹で作り上げると言うから驚きです。
精巧かつ巧妙に築かれた城のようでもあります。
季節によって完成までの日数は異なる異なるとのことですが、5~7日で完成させるとのこと。
この状態で90%程完成しており、一番美しく見えるタイミングで観察することができました。
世界中でここでしか観察できない、貴重な場所で記念撮影。
せっかく作った産卵床を崩してしまわないように、細心の注意を払って。
かもちゃん、ももは最高のタイミングで観察できました!
【アマミホシゾラフグ】
これが、そのフグの正体。世界中で奄美・徳之島の限られた場所でした見つかっていないという、スーパー貴重な種類です。
ちなみにこの写真は、砂に埋もれて寝てるとこ。
感動の出会いだったな~
産卵を終え、卵が孵化するまでは雄が卵を守ります。
このサークルは、子供たちが旅立ったあと。
徐々に崩れていっています。
見比べると、その美しさは一目瞭然です。
今回のメンバーで、見れた人、見れなかった人いたけど、見れなかった人はリベンジしような!
見れた人はとても貴重な海の出会いに感謝やね!!
日々のリサーチと最高のタイミングを提供してくれたネバーランドのガイド陣にも最大の敬意と感謝をこめて!
ありがとう!!!!
伸でした(@^^)/~~~