勇気と自信を持ち、幸せを求め、限界なんてないと思いながら生きたい。仁科 貴彦です、こんばんは。
みなさーーん冬の準備は出来ましたか??衣替えは終わりましたか?さあいよいよ松本伊代。DRYのシーズンが到来です。「ドライってホンマに水が入ってこないの?」ってよく聞かれますが、もう1つ多いのがインナーって「ユニクロのヒートテックでもええのん?」です。これも多いですね。私も正直ユニクロインナー着てた時もありましたがホンマは絶対アカンです。めっちゃユニクロは好きですよ!あったかいですよ。柳井会長尊敬しまくりです。もうすぐ引退するなんて聞いたら日本のアパレル業界もう終わったなと思うくらい好きですユニクロ。僕の冬はもう家もインナーもユニクロでできてると言っても過言ではないです、はい。
しかし、ヒートテックは違うんです。「潜水用インナーではないからな!」もちろん、登山用でもないし、スノーボード用でもないんです。安全第一がアウトドアでは必須です。装備を見るとその方が本気かどうかが分かりますよね?それはバイク、車、潜水器材、自転車、登山、マラソンも一緒です。命を預ける装備や器材は大切です。身につける物や身にまとう素材で生死が分かれてしまう事だってありうるからです。
冬も夏もダイビングは低体温との戦いなんです、よく海外に行くと外人が水着でダイビングしてますよね?あれみて日本人が真似をする。アホちゃうかと思います、漂流したらどうするの?おそらく何もリスクの事は考えてないし、インストラクターも教えてないんでしょうね?アーメン。話をもとに戻します。ヒートテックは34%のポリエステル、34%のレーヨン、27%のアクリル、5%のポリウレタンでできてるのです。ここでレーヨンって素材に注目です。レーヨンは肌触りはええけど、吸収性が高いのが特徴で3割も入ってると活動量の高い潜水中に汗をかいてしまうと吸水率が飽和状態になってしまいます。そして乾くのが遅いのも特徴です。
お分かりいただけました?エントリー前に汗をかく、潜水中に汗をかいても乾かないから体温を奪っていくんです。ほんでダイビングの後半寒くなる、寒くなる、寒くなる。チーン。ほんならどうしたらええのん?ってきました。ここで「ジャパネット たかひこ」です。ワールドダイブ社のサーマルボディースムーサーの紹介です。このインナーはなんとポリエステル100%でできていてポリウレタンフィルム加工がされてるねん!ようわ、中で汗かいても外に出してくれるねん!ヒートテックは吸水するけどサーマルは吸水はしないねん!中からは出るが外からは入れない。
あと、問題なのがスーツ内はものすごく結露します。体温は暖かく、外は冬の海で冷たいから結露します、冬の窓状態です。それでもサーマルは中に水を通さないからバッチグーです。よく6月とか10月に陸上は暑いからTシャツとかロンTで潜る人がいるでしょ?あれは完全に間違いなんです。シャツが汗を吸いこむ、シャツが結露水を吸いこむからです。むしろ気温が高い、暑いからサーマルなんです。汗を逃がしてくれるから・・・・ほんなら寒かったらどうしたらいいのか?当店ではDRYスーツをオーダーされた時にみなさんに「ゆるめ」オーダーをオススメしています。だからここでユニクロです。サーマルを素肌で着て下さい。何回も言います。素肌にサーマル基本です。ほんで上からユニクロの「もじゃもじゃトレーナー」を着てください。これで厚めの靴下はいて潜ったらめっちゃ快適、めっちゃダイビング最高、冬の海LOVEになります。ユニクロのトレーナーがわからないという方は私がユニクロについていきましょう。
あとよく女性からXSを頼だけど、デカすぎるという話も聞きます、今年の夏の終わりにワールドダイブ社の営業担当の方に言いました。XXSを作ってほしいと・・普通の女性でXSがいいですね。それでもデカいと思います。もうカタログのモデルもデカすぎる感じで出てますもんね?やはり作ってもらいましょう。XXSサイズですね。素敵な思いでは素敵な器材と装備から!!!長々と有難うございました。もし、間違った方がいたら教えてあげてください。いっぱいサーマルの上に着た方が快適に暖かく潜れるよ!