名古屋のダイビングスクール潜水屋Ti-Da

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新種発見までの道のりと今後に向けて

三重南部ダイブサイトに向かう道中、休憩の為サービスエリアに立ち寄ります。

朝出発の日はこのタイミングで朝食を摂ることもしばしばです。

サービスエリアごとに、地域の特色を生かした商品があり、ちょっとした楽しみだったりします。

 

そんな、朝食にも最適なプチご当地グルメとしてイチオシしているのがコレ!

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方座浦までの道中で、ちょうど中間あたりに位置する

「安濃(あの)SA 下り」限定!「伊勢うどんgaパン」。

名物・伊勢うどんを醤油で味付けしパンの中に入れちゃったという商品。

ここでしか食べることができません。

しかも、下りのみ!

 

この時点で限定度数は、固有種中の固有種。

奄美群島付近でしか見ることができない固有種「アマミホシゾラフグ」は、奄美大島と徳之島に棲息が確認されていますが、このパンは「安濃SA下り」だけ。さらに朝だけ。時間帯制限まであります。なんなら、サンゴの産卵や、ザトウクジラのほうが出会えるチャンスは多いです。そりゃ言い過ぎか。

 

そんな、稀種・伊勢うどんパンに亜種が存在することが確認されたのはごく最近の事。

近代研究の賜物ともいえる大発見として、大きく取り上げられました。

 

それがこちら

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「咖喱なる伊勢うどんgaパン」

なんと、カレー味伊勢うどんパンの存在が確認されたのです。

 

毎月1日にしか販売されないという限定中の限定。

ここまで限定されると、もはや「幻のパン」といっていいでしょう。

 

分類学の父、カール・リンネもびっくりです。

 

生物分類における分類体系は、大きなくくりから順に

 

界ー門ー綱ー目ー科ー属ー種

と、細分されますが、これに当てはめるなら

 

食物界ー軽食門ーパン綱ー惣菜パン目ー麺パン科ー伊勢うどんパン属

 

となり、この時点で発見された種として

「伊勢うどんパン」と、「カレー伊勢うどんパン」の2種が確認されていました。

 

そしてこの度、研究者の努力の甲斐あって

新たにもう1種が、「伊勢うどんパン属」に登録されることが決まりました。

 

この度の学会発表にて、新種として登録されたのが

こちら!!!!

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「伊勢うどんdeボール」

これまでの通説を覆すグラタン仕立て。灯台下暗しとはこのことで、出現のタイミングは比較的遭遇機会が多かったであろう「休日」であったということも研究者を仰天させました。

 

この発見により、改めて考えさせられたのは、「先入観の恐ろしさ」でした。当たり前と決めつけてしまうと視野が狭くなってしまうという事。常に探求心と知的欲求をもって取り組んでいかなければと、襟を正された思いでありました。

 

そして、「伊勢うどんパン属」の今後の更なる発展を大いに感じる発見でもありました。

「祝日限定」や「正月限定」等、まだまだ新たな出会いの可能性を示唆しているようにも感じさせてくれました。

まず取り組むべきは、この「休日」がどう定義されているのかを明らかにすると言う事。

発見は発見を呼び、発見が深まっていきます。

 

これにより、現在発見されている「伊勢うどんパン属」は

既知種の「伊勢うどんパン」と、「カレー伊勢うどんパン」に

「伊勢うどんdeボール」が加わり、3種となりました。

 

更なる新種発見に燃える筆者はまた、朝の安濃SA下りへ向かうのでした。

 

 

ただ単にパンの話にしようと思ってたのにな・・・

新種が見つかって、登録されるまでって大変なのよってことで!

 

あ、パンの味はねー、うまいよ!

伸でした(@^^)/~~~