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「もっちの勝手に海博士」~キヌバリ編~

7月23日は二十四節季で表すと「大暑」らしい。

二十四節気とは、一年を24等分して

季節の名前を付けたもの。

大暑とか漢字見ただけで

意味が分かってしまった。。。

要は一年の中で一番暑いことなんでしょ。

よし、熱中症には気を付けよ。

そんなもっちですhey!!

今回はキヌバリですです。

キヌバリ

キヌバリは太平洋側のものは6本、

日本海側のものは7本の線であることで有名です。

本数が違うから別種なのだろうか、、、。

そう思い、調べてみました。

そしたら、実際にDNA鑑定した方がいました。

結果はやはり別種らしい。

そしてキヌバリにめっちゃ似ている

チャガラという魚もいます。

キヌバリより全体的に淡い暖色、

線の色が薄くなった感じの魚です。

そして、そのチャガラにも

太平洋側と日本海側でDNAが

違うということが発見されたそうです。

そんなキヌバリとチャガラが

いつ分けられたのかを図に表してみました~~

約50万年前にチャガラと

キヌバリの共通の祖先から

チャガラの太平洋型がまず分かれる(A)。

そして、約40万年前にチャガラ日本海型と

キヌバリが分かれる(B)。

更に、キヌバリが日本海型と太平洋型に

分かれたのが約4万年前のこと(C)。

ですです。

まあまあ昔から分けられていたってことですね!

スゴイな~~。

そして、このキヌバリとチャガラは

産卵→抱卵→幼魚→成魚→婚姻色という

全てのステージを観察できる

貴重な魚なんです!!

何か難しいお話になりましたが、

今回はこれにて。

ではまた。